「デレステSSR所有率計算機」作った

http://piniky-lab.net/cgss/chara/index.html

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グラブルのこれっぽいのを見たことがあって、デレステ版ないんかーと思って探したけどなかったのでそれっぽいものを作った。
web系ほとんど分からなかったけど、なんとか形になった気がする。
jQueryとかbootstrapとか作った人に圧倒的感謝。
自分はデザインとか苦手なので、特にbootstrapみたいな「適当に作ってもそれっぽくなる」サービスはありがたい。

まあ持ってるSSRなんて数えれば計算なんて簡単だろうけど、
ツイートするときに生成されるURLを開くとチェック状態が復元されるので
「どのキャラ持ってるよー」という使い方もできるんじゃないんですかね。

フィルタリングが属性とガチャ種別だけなのでもっと増やしたいなあ。
あったら便利な絞り込み要素ってなんだろう。

君の名は。感想②

映画「君の名は。」のネタバレがあります。
逆に小説版、漫画版はまだ未着手なので、それらのネタバレはありません。

 

 



 

個人的には、とても好きなテイストの映画だったのでもちろん満足だったのだけど、
(見た人なら分かるであろう)時間のトリックのせいで途中???が浮かんだ場面もあり
2回目がついつい見たくなり行った。
そしてなんだかんだで人を誘って3回目も見た。
2回目、3回目を見て思ったことを書き出す。
観察力が足りないよ!とか、それは小説(漫画)読んだら分かるぞ!とかいうこともあるだろうなという気はする。
 

瀧くんの顔のケガ

三葉がはじめて瀧くんと入れ替わった日、瀧くんの顔にはケガがあった。
奥寺先輩がそれに言及するシーンはあったのだけど、あれは結局なんだったのだろう。
三葉と対照的に男らしい性格、というのを印象づけるため?だけでいいのかな?
 

瀧くんと建築

瀧くんが記憶を頼りに描いた糸守の風景、あれはよかった。(高山ラーメンのおじさん並みの感想)
そういえば、美術の時間に机を蹴り飛ばした時に描いてた建物の絵もかなり上手だったなあと。

パンフレットによると、瀧くんは建築に興味があったらしい。
それを踏まえて3度目を見ると、たしかに彼が就活で訪れていた会社には「建設」の文字が見えた。
ただ、建築押しが弱くない?
そういうパーソナリティがあるならもうちょっと序盤で描いてくれてもよかったかも。
パンフレット読むまで気づけなかったのはもったいなかったなあ。
 

てっしーの想い

てっしーくん、最後はサヤちんと結婚することになったのだけど、
パンフレットには「三葉のことが気になっている」という記述が。まあ確かにそれっぽい感じはあったよね。
自分もあのクラスにいたらああいう可愛い子気にならないはずがないもん。

サヤちんの欄には「勅使河原に想いを寄せている」って書いてあったので、彼女から見てこの結末はまあ問題ないとして、てっしーはどういう気持ちだったのかなーと気になる。
3人とも、高校を卒業して東京に行ったのだろうけど同郷どうしきっとつながりはあるよね。
あるとするならば、なぜそっちの2人が結ばれたのかなあと。
てっしーくんの心の変化とか、その辺のイベントを後日談としてすごく見てみたい。
 

消えた日記

瀧くんが使ってた日記のアプリ、序盤で見る限りは三葉が書いたエントリと瀧くんのとがごちゃ混ぜに表示されていたのだけど、
糸守の荒廃した風景を見た時に日記を開いたら全部消えちゃったところ、
あれって瀧くんがもともと書いてたものもあの時消えちゃったのかな?
それって筋が通らなくない?とちょっと思った。
三葉の分だけフィルタリングしてて表示されてなかったのかなとも考えたけど、
そうだとすると「新しいアカウントを作成」というダイアログが出るのは変な仕様だよなあと。
 

いつから互いが好きということになったの?

奥寺先輩とのデートの帰りに「好きな娘がいるでしょ?」と聞かれたときの反応を見ると、意識してるんだなあとは思ったけどあの時はそんな大好きってほどでもなかったでしょ。
でもいつの間にかかけがえのない存在みたいになってた。
(話はそれるけど片割れ時の「大変だったよ、お前遠いところにいるから」みたいなセリフすごく好きだった)
時系列の行き来が複雑なせいもあって、2人の恋心的なものの変化を追えなかった。
そりゃああんなことがあったらお互い好きになるよなあというアニメオタク的な常識は持ち合わせているので
違和感は抱かなかったけど、「あの男(女)はー!!(怒)」とか言ってた頃からデレるまでの心の変化を見たかったなあ。

このエントリでも前のエントリでもいろいろ書いたけど、ここが一番掘り下げて欲しいポイントだな。
ここ見せられたらガッツリ泣いてしまいそう。
 

同性にモテる三葉

三葉(中身瀧くん)が女子にもモテてたくだり、結局何が言いたかったんだろう?
(三葉も奥寺先輩とうまくやっていたことから)お互いに入れ替わったほうがモテるじゃんっていうことなのだろうけど、
結局それは前半のコミカルな描写のひとつに過ぎない?
それともなにか深い意味があるのかなーという気もするしそうでない気もする。


自分の性格上、新海監督の作品を見るとどうしても「後日談」が見たくなってしまう。
おそらく公式にそういうものは出ないだろうし二次創作で誰かが書くんだろうけど、まだ調べてない。
探してみたいような、でも世界観が壊れるのが怖いような、複雑な気分。
そんな中Twitterで見かけた面白い「その後」の一幕を紹介して〆る。

君の名は。感想

「君の名は。」を見てきた。
個人的には今までの新海作品の中で一番好み。
あいかわらず映像はキレイだし、東京の町並みは本物そっくりだった。
以下、ネタバレします。

 

 




核心となる設定

心と体が誰かと入れ替わるっていうのはよくある設定で、タイムリープするのもまたよくある設定なんだけど、それらが合わさってくるかあ、と。
前者の設定はテレビCMやあらすじなどで明記されていたけれど、後者の設定は隠されていたので、ラーメン屋のシーンでハッとさせられた。
入れ替わりものに総じて言えることだけども話がコミカルで、前半は楽しく見ていられた。神木くんの女っぽい声色好きだったなあ。反面、三葉に瀧くんが入った時は、言葉遣い以外の違いがあんまり感じられなかったかも。

切ないポイント

この映画、泣ける場面は多々あるけれど、個人的に刺さったのは奥寺先輩と司が旅館で話してる場面。

奥寺先輩が、「最近の(三葉が入ってる時の)瀧くんが好きだった」って言ったとこ、先輩が瀧くん好きだったのは嬉しいけど、それは本当の瀧くんを見てくれてるわけじゃないんだよなあ、と瀧くんの不憫さに涙が出てしまった。

場面転換

もし突然他の人と人生が入れ替わったりしたら、何もわからずとても生活してられないはず。
ただ、ここをあんまりリアルに描きすぎてしまうと話が進まないのでアニメ特有の省略が効かせてある。
(一番混乱があったであろう)入れ替わり一日目の様子は、双方とも「昨日は○○だったね」という友人からの説明で済まされて、面倒な説明はなし。

他にも予告無しに場面(劇中時間)のジャンプがたくさん使われてて、後からなるほどと思うケースも多い。なんとか話にはついていけるからセーフかな。

こういうやり方、なんともアニメらしくて好き。

時空のズレ

結局、彼らが入れ替わってた世界は3年ズレていたということなのだけど、なぜ彼らは互いが住んでいる時間が違うことに気づかなかったのか、という意見は面白いなあと思った。確かに、生活に慣れて状況を把握していくうちに気づくだろ!と思わなくもない。

夢が覚めると忘れる、という性質のせいにして片付けていい…のかな?

すきだ

映画が終わったあと後ろの女性二人組が、瀧くんが三葉の手に「すきだ」と書いたのはしらけるよねーと言っててなるほど、と。自分はとてもロマンチックだなあと思ったけども、確かにそうか。
ここは「君の名」が後で分からなくなるために必要な演出ではあるので、あれがベストなやり方だったんじゃないかなあと。

ちなみに、その次に三葉が瀧くんの手に名前を書こうとしてペンが落ちる描写はかなり好き。音楽がバチッと消えて「片割れ時」が終わったんだとハッとさせられた。

 

ユキちゃん先生

パンフ読むまで気づかなかったけど、古典を教えていたユキちゃん先生は「言の葉の庭」に出てきていた教師と同一人物らしい。

言の葉の庭も好きな作品だったのだけど、こんなところでリンクしていたとは。

 

とりあえず今思いついたのはこれくらい。

もうちょっと反芻して味わいたいな。

paizaの本気を見た

paizaがやってるPOH(Paiza Online Hackathon)に新しいシリーズが。

その名も、

恋するハッカソン〜君色に染まるアイドル〜

前回は自分好みの彼女を作るというコンセプトだったけど、今回は「プロデューサーになってアイドルを育てる」というありがちなコンセプト。

でも驚いたのが、今回はヒロインにボイスがついててテーマソングもある!

豪華すぎですよ・・・(感激)

 

そのテーマソング「キセキ☆フラグ」がなかなか素晴らしい。

いかにも二次元アイドルです!って雰囲気で好き。

サビがⅠ→Ⅶm7-5(※)→Ⅲ7の叙情的なコードからの、Ⅳ→Ⅴ→Ⅲm→Ⅵmの王道進行。

Ⅰ→Ⅶm7-5→Ⅲ7→Ⅵm→Ⅴm→Ⅰで一連のセットだと思っていたのだけど、後半部分がこう派生することもできるのね。

 

ありがたいのが、インストバージョンだけでなく各楽器パートごとのトラックまで準備されてる!

編曲の勉強に使わせていただこう。

 

 


(※)配布されているコード進行ではⅡm6となっていた。

両者は構成音が同じだけど、前述のとおりⅠ→Ⅶm7-5→Ⅲ7→Ⅵm→Ⅴm→Ⅰがテンプレートだと思ってるのでこっちで書くほうが良いんじゃないかとも思うけど…

フルもPUNCHが効いてる「PUNCH☆MIND☆HAPPINESS」

90秒版を聞いた時の感想→PUNCH☆MIND☆HAPPINESS

 


気になってた「PUNCH☆MIND☆HAPPINESS」(Happy Clover)のフルを聴いた。

なんというか、あの田中秀和さんなので変化球が来そうな気はしてたけど、こんな変化してくるかーと驚き。

 

90秒付近まではアニメ版と同様だからいいとして…と思ったら、サビ終わりに(たった!)1小節のつなぎを挟んで休むことなく始まる2番。

2番で塞翁さん出てきたなー平和だなあー…と思ったらBメロには行かずにクールダウンの間奏!

 

そしてその後は、イントロと同じ「PAN-PAN PUNCH☆MIND」をひたすら繰り返すんだけど、

「もう一声だ」とか「はいはい最後の」とか、歌詞のバリエーション豊富でくどさを感じにくい仕様。

 

そんな「PAN-PAN PUNCH☆MIND」リピートの裏では、キーがF→Ab→Eとコロコロコロコロ転がってる。

でも最終的には元の半音下のEに着地して、落ちサビへの布石をちゃっかりと。

この、落ちサビで下に転調してラストで戻す、っていうテクニック、けっこう好き。

このテクニックの詳しい説明は、自分が言わなくてもとっくに解説されてたのでそちらを参照ください。

いちにの: 田中秀和さんの「落ちサビ転調」を聴いてみよう

 


いやあ、前記事で書いたように90秒の中にも面白い要素がたくさんあったのに、さらにフル版では構成をひねってくるとは…

なんだかんだいってもアニメのOPなんだから、普通に「ABサビABサビ・・・」といくかな?と思ってたけど全然そんなことなかった。こんな構成は初めてだよ…

自分のような凡人には刺激の多い楽曲でした。(つくづく凡人並の感想)