明日の君さえいればいい

「ひたすら走ってんなあ」

 

というのが、「明日の君さえいればいい / ChouCho」を初めて聴いた時の直感的な感想でした。

別にリズムが先走っているという意味ではなく、誰かががむしゃらに走り続けてるようなイメージがぼんやり浮かんできた。

アニメのOP映像で伊月が走ってるからそれに影響された可能性もあるけど、

いずれにせよ映像と音楽がリンクしているのは説得力があって素晴らしいなあと感じます。

 

そんな印象を受けた理由を考えたらわりとすぐ思い当たったけど、

この曲ひたすら「繰り返さない」んですよね。

ほとんどの曲はサビやAメロで同じフレーズを2回繰り返すところが、

このサビは折り返すところが見つからなくてびっくりした。

「誰も 主人公だって~」と「君が望んでる~」の部分なんて、

どちらかを2回繰り返せば普通にサビになるくらい強いフレーズなのに。

Aメロも2回繰り返してるようだけど、1回目と2回目では前半8小節がほとんど原型を留めてないくらい変わってる。

 

そんな感じで、繰り返しをあまり含まない「一本道」であることが

走ってる感じ=疾走感を演出してるんだろうなあと感じたのでした。

あとは、2サビから止まらずDメロに入るのも勢いを感じさせる構成だよなあ、覚えておこう。

コメントをどうぞ